知床半島露天野湯【カムイワッカ湯の滝】斜里町『知床八景』

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(1)案内看板(2)オホ-ツク海に落下する湯滝(3)湯滝を溯る(4~6)上の湯滝と下の湯滝

■概要
カムイワッカ湯の滝は、知床半島の中央にある活火山の硫黄山から流れる出る温泉の川で、海岸までの連続した滝になっている。
林道から目的地である大きな滝壺までナメ滝が続いている。歩いて約30分。
ナメ滝の斜度はそれほど大きくなく、途中2ヶ所ほど急なところがあるが子供でも登っている。
登るには当然下半身は濡れる覚悟が必要だ。岩がやや滑りやすいので裸足ではムリ、濡れても良い運動靴などを準備しておくとよい。
■印象
たいへんな人気と聞いていたが濃霧で林道走行に苦心して登り口にたどり着いた。
既に駐車している車が何台も留まっていた。
タオル類をデイバックに入れてサンダルを履いて登り始める。川の水はかなり温かい。
お湯の量はやや少ない。温泉成分はかなり強いらしく登っているうちに足の裏がヒリヒリしてきた。
途中の小さな滝壺をいくつか過ぎて、一段と大きな滝壺に着いた。
これから先は急斜面で普通の人は登れない。ここがカムイワッカの湯の滝(下の湯)だ。
(上の湯にチャレンジャ-が挑戦した写真掲載)
お湯の温度ぬるめなのは前日の雨の影響と思われる。
しかしなにも人工的な調節をしないでちょうどよい温度になっている。滝壺は広く深くできている。
深さは大人の身長程度(水かさで自然に増減している様だ)。
自然に造られた露天風呂(滝壷)だが全く都合良くできている。
若いカップルや女性もたくさん登ってきて水着で温泉に入っている。
観光客がたくさん来るところだがやはりこんなところは国内でも他にはないと思う。


■交通
網走から国道244号線で東へ向かい、斜里町から国道334号線に乗り換えてウトロに向かう。
ウトロから知床林道に入り知床五湖の手前で右折してダートに入る。ダートに入って約10km程度。
夏季は濃霧による走行注意が多い。冬季は原則通行止め。網走地方の道路情報で調べるとよい。
夏季には地元警察による交通規制が実施される。
一般車はウトロ温泉近辺かビジタ-センタ-の駐車場に車を置き、乗合バスに乗り換える。
最終17:00頃なので事前に時間を調べて行かないと警察や自衛隊のお世話になる事になる。
夏季以外の駐車は林道脇に停める事が可能。