【釧路湿原国立公園】北斗展望台≪釧路市≫No.1
(1)釧路市展望台前(2)木道にて(3)北斗展望台(4/5/6)北斗展望台からの眺望
ここは釧路湿原を西側から眺める場所で、道中は湿原の中と言っても土地が比較的高く、
自然林や開拓された牧草地帯になっていました。釧路市が建てている湿原展望台は、茶色のレンガ造りで、屋上のドーム状の展望室は、湿原の中で見られる『谷地坊主(やちぼうず)』をモチーフにしたもので、独特な形をしていました。
北斗展望台に立つと、見渡す限りの茫漠とした湿原が眺められました。
自然のままに放置された湿原は、国の天然記念物の指定も受けており、建造物と言えるものは何もない緑の荒野で、近くには小さな花が名残を惜しむように咲いているのも見掛けました。
湿原は、緑に覆われていたけれど、湿原の四季は、色によって変わって行くようです。
間もなく秋になると、草は枯れて一面の黄金色となり、やがて早い冬の訪れと共に遅い春が来るまで、半年は銀世界に塗り潰されることでしょう。6月と共に、100種類はあるという湿原の植物は、競うように花を咲かせ短い夏を謳歌し、今はその名残をとどめている所でした。
明治になって、鳥取県の人達がここに入植したらしいけれど、開拓はすべて失敗に終わったようです。この手付かずの広い大地を見たら、もったいないと言う気分に捕われるのも無理はないと思いました。
最近になって、釧路市が湿原の中に治水を兼ねて観光用の道路を造ったらしいけれど、沈降が激しくて現在は通行止めになっているようです。つまり表面は草で覆われているけれど、地下は底無しの沼で利用出来ないということです。湿原のあちこちには蛇行した川が見られ、大小の湖も草原の中に鏡のように光って見えていました。
自然林や開拓された牧草地帯になっていました。釧路市が建てている湿原展望台は、茶色のレンガ造りで、屋上のドーム状の展望室は、湿原の中で見られる『谷地坊主(やちぼうず)』をモチーフにしたもので、独特な形をしていました。
北斗展望台に立つと、見渡す限りの茫漠とした湿原が眺められました。
自然のままに放置された湿原は、国の天然記念物の指定も受けており、建造物と言えるものは何もない緑の荒野で、近くには小さな花が名残を惜しむように咲いているのも見掛けました。
湿原は、緑に覆われていたけれど、湿原の四季は、色によって変わって行くようです。
間もなく秋になると、草は枯れて一面の黄金色となり、やがて早い冬の訪れと共に遅い春が来るまで、半年は銀世界に塗り潰されることでしょう。6月と共に、100種類はあるという湿原の植物は、競うように花を咲かせ短い夏を謳歌し、今はその名残をとどめている所でした。
明治になって、鳥取県の人達がここに入植したらしいけれど、開拓はすべて失敗に終わったようです。この手付かずの広い大地を見たら、もったいないと言う気分に捕われるのも無理はないと思いました。
最近になって、釧路市が湿原の中に治水を兼ねて観光用の道路を造ったらしいけれど、沈降が激しくて現在は通行止めになっているようです。つまり表面は草で覆われているけれど、地下は底無しの沼で利用出来ないということです。湿原のあちこちには蛇行した川が見られ、大小の湖も草原の中に鏡のように光って見えていました。
◆釧路市展望台◆ ●展望台概要● 1階設備/レストラン(50人収容)/喫茶コーナー、売店、ロビー 2階設備/資料展示室・湿原ミニギャラリー 3階設備/展望室 屋上設備/展望バルコニー ●所 在 地● 釧路市北斗6-11 ●TEL● (0154)56-2424 (0154)56-2425(レストラン) ●開館時間● 8:30~18:00(5月1日~10月31日)/9:00~17:00(11月1日~4月30日) ●休 館 日● 年末年始(12月31日~1月3日)