【イタリア館】愛☆地球博≪グロ－バル・コモン３≫

ＧＣ３（ヨ－ロッパ地域）／Italian Pavillion

◆コンセプト（展示概要）
イタリア館のテ－マは、「イタリアン・ライフスタイル」です。
美・芸術・文化などイタリアの生活スタイルが「地中海」という統一テーマのもとに紹介されます。
パビリオンは3つのホールで構成されています。
第1のホールでは、“生きることの喜びと生命力あふれるイタリア”が紹介されます。
ここで使用されるエレメントは、陽光のような暖かい光・鏡のような大水面・壁に使われる色ガラスなど詩的な情景が演出され、水面にかかる橋を渡ると水面から現れたオブジェクトや宙からぶらさがるオブジェクトなどさまざまな展示を体験することができます。
　中央のホールでは、イタリア館の目玉、古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」に出会えます。高さ約2.5メートル、総重量108キログラムのこの像は、ギリシャ・ロ－マ神話に登場する森の精で、バッカス神の従者。
1998 年にイタリアのシチリア島沖で漁船によって引き揚げられました。
直径9メートルの球体の中にディスプレイされるこの2000年以上前のブロンズ像は、第一級の美術品で国外に運ばれ展示されるのは最初で最後になりそうです。
　第3のホールでは、イタリアの文化や伝統の紹介と、近代建築のイタリアの家が再現されています。

◆イタリア共和国
首都:ローマ
北西から南東に1,200キロメートルにわたって地中海に長靴型にのびた半島と、地中海のシチリア島・サルジニア島のほか約70の小島からなっている。
国土は、約90％が農地もしくは森林地である。気候は、北部は大陸性気候に近く島部の中部、南部へと南下するにしたがって地中海特有の海洋性気候の特色が強くなる。
全般に、アルプスが自然防壁となり温暖である。
人口：5740万人。国土面積：30.1万平方キロメートル。一人当りGNP：19,470米ドル。