【座喜味城跡】≪読谷村座喜味≫

座喜味城跡 Ⅲ




読谷市街地を臨む
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城が戦場と化した時に折れたり張り出したりする曲がりくねった城壁の上から、城内への侵入を試みる敵に攻撃を加えることができるという利点があります。
同様に「二の曲輪」の中にも、正面から入ると左手に一見グスクの奥深くへ導かれているように見える通路がありそこを突き進むと先は行き止まりになっています。
これらは、作戦の上で敵をあざむいて攻撃を加えるための構造と考えられます。




「二の曲輪」の内側(本丸跡)
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第二次大戦の時には日本軍の高射砲基地が置かれ、戦後は一時アメリカ軍のレーダー基地になったりもしていました。
1982年に現在のような形に修復されたということです。
一番高い城郭に上りあたりを見回すと、美しい色をした海の向こうに伊江島などの島影も望め、素晴らしい風景が広がっています。



西部方面を臨む
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2000年11月首里城跡などとともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコ世界遺産文化遺産)にも登録されました(登録名称は座喜味城跡)。
城内で演劇が行われるなど有効利用されており、城跡の高台から西側を望むと残波岬や晴れた日には慶良間諸島も眺める事ができます。



北西部方面を臨む
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