【長久手日本館】愛☆地球博≪日本ゾ-ン≫

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(1)全景(2)入口付近(3/4)展示品(5/6)地球の部屋(7)ゾ-ン3

◆概要
長久手日本館のテーマは、「日本の経験、20世紀の豊かさから21世紀の豊かさへ~離れはじめた人と自然をもう一度つなぎ直そう」というもの。
私たちの住む地球が、いまどのような危機を抱えているかを知ると同時に、その地球がかけがえのない場所であり、いかに素晴らしい星なのかを実感できるのがこのパビリオンです。
ここでは、日本の過去の経験がどのようなものであったかを振り返りながら、人の知恵と技術の活用によって、ふたたび育まれようとしている「人と自然とのつながり」を一緒に探っていきます。
◆建築
 新技術の体験ポイントはこちら!
・100%新エネルギーによる電力供給
・光触媒鋼板屋根と潅水による冷却効果
・オゾン処理施設による汚水の中水利用
・バイオマス建築(間伐材の利用、竹や合板の瓦屋根、生分解性プラスチックの壁面利用)
・環境負荷低減を考慮したさまざまな工夫
(竹ケージによる日射量の低減、壁面緑化による熱負荷の低減、居住域のみを空調する省エネルギー対応など)
 竹ケージ:建物本体への日射量を低減し、熱負荷を抑えると共に自然環境とも融合しています 
 バイオマス建築:間伐材を利用した、木造の大空間です 
 屋根:竹瓦や合板こけら葺きと空気層によって外気の熱を低減します 
 壁:土に還る生分解性プラスチックと空気層によって断熱効果を増しています。また壁面を緑化することで外壁の熱負荷を低減させています 
  オゾン処理施設:汚水から中水(飲料水ではない水)をつくります 
 光触媒鋼板屋根:光触媒鋼板とオゾン処理中水を利用した潅水設備を組み合わせることによって冷却効果を高めています 
 束ね柱:間伐材を束ねて使う柱です 
 居住域:居住空間のみを空調することで省エネルギーを図っています
◆コンセプト
●ゾーン 1
人類共通の危機/失われだした人と自然のつながり
地球の温暖化や砂漠化の進展。いま地球上には人類が共通して直面するさまざまな環境問題があります。まずは地球各地の美しい映像に潜む危機の予兆を肌で感じ取ってください。
●ゾーン 2
日本の経験/日本人は生活と自然をどのようにつなげてきたか
日本は生活と自然をつなげてきた歴史をもっています。いっぽうで、過去60年の日本の急激な経済発展は、生活の豊かさを実現しながらも、人びとと自然とのつながりを少しずつ遠ざけてきました。21世紀の豊かさのかたちを考えていただくヒントとして、この60年の日本の経験を動く歩道で移動しながらご覧いただけます。
このゾーンには、世界初の360度全天球型映像システムによる「地球の部屋」があります。地球が本来もっている生命力のすばらしさを感じていただけます。
地球の部屋
地球の生命力/地球とつながる時間
地球の生命力を映像シミュレーションしたこの部屋。直径12.8m(地球の100万分の1スケール)の球体のなかで、あなた自身が地球の生命力に包み込まれる、世界初の360度全天球型映像システムです。地球が本来もっている生命力、そのすばらしさを、地球と一体化する感覚のなかで体感していただきたいと思います。
●ゾーン 3
自然の息吹/生命のきらめき
「自然と生命」「人と技術」「技術と自然」。これからの大切な3つの「つながり」を3つのスペースで具体的に提案します。あなたを迎えるのは森のもつ癒しの力。光と音、香り、映像を駆使してつくられた森林空間のなかで、「自然の叡智」に思いをはせてください。自然とつながることの心の安らぎ、気持ちの晴れやかさを実感することでしょう。