【摩周湖】北海道上川郡弟子屈町≪摩周第三展望台≫

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弟子屈町摩周湖

摩周湖について
東京天文台編纂の理科年表では、今でも摩周湖41.6mで一位(1931年調査)、バイカル湖40.5mで二位(1911年調査)となっています。
この調査は古い数値なので摩周湖の透明度は昭和五十五年に再調査したところ35.8mに低下していました。
しかしバイカル湖は七十年以上調査がなく,周辺の開発も進んでいるため,摩周湖が世界一と推定されています。
 摩周湖は周囲20km,面積19.6平方km,最深212m,海抜351mのカルデラ湖で,阿寒湖よりもやや大きく,周囲は300~400mの絶壁に囲まれ、摩周岳が聳えて川の出入りは全くありません。
えくぼのように言われる中島は,周囲260~300m,高さ25~31mの溶岩円頂丘です。
◆霧の摩周湖
1966年に布施明が悲壮な絶叫調で歌った歌謡曲霧の摩周湖」(作詞:水島哲、作曲:平尾昌晃)がヒットしたことで摩周湖知名度は一気に高まったが、「摩周湖 = 霧、神秘の湖」のイメージが、過度に定着してしまったきらいはある。
作曲者の平尾昌晃は結核により歌手の道を断念して療養中で、訪れたことのない摩周湖を想像でイメージして、この曲を作り上げた。
彼は2003年にNHKラジオの放送で、後日訪れた際の摩周湖は「イメージ通りの湖だった」と語っている。
一方、旅行者の間で「(霧の出ていない)晴れた摩周湖を見ると出世できない、結婚できない」といったジンクスが語られることがあるが、これも「摩周湖=滅多に晴れない霧」というイメージが先行した結果であると考えられている。
実際、濃霧の際にはほとんど湖面を見ることはできないが、頻度としては摩周湖よりも釧路市周辺の海岸部や釧路湿原の方が霧が出やすいとも言われている。
尚、摩周湖で販売されている「霧の缶詰め」は屋内で作られており実際には霧は全く入っていない。
◆アクセス
女満別空港から)
国道39号線→美幌→国道243号線→美幌峠→古丹=78km
●東藻琴→道道102号線→藻琴山国道391号線=58km
(釧路空港から)
釧路湿原展望台→道道53号線→鶴居=90km
阿寒町→国道240・241号線→双湖台=109km
弟子屈町側は湖岸西側から南側にかけてのカルデラ上に観光道路が走り、第一展望台と第三展望台が設置されている。
第一展望台は土産物店も併設されており有名だが、第三展望台からは間近に摩周岳を望め雄大である。
JR釧網本線摩周温泉駅、または川湯温泉駅からバスの便あり。
冬季は川湯温泉側からのルートは閉鎖される。
ほかに斜里郡清里町などから入る北側の裏摩周展望台もある。
こちらはバス便はなく、冬季は閉鎖となる。
標高が3展望台の中で一番低いところにあり、他の展望台が霧に包まれている時も湖面が眺められる場合も多いと言われている。