【別所温泉Ⅳ】≪北向観音≫

(正式名称)北向山 照明院 常楽寺


(縁起)
北向観音は天長2年(825年)に慈覚大師によって開かれました。
安和2年(969年)平維茂は一山を修理し三楽堂・四院・六十坊を増築したと伝えられます。
寿永元年(1182年)木曽義仲の戦乱により焼失し、安楽寺八角三重塔、常楽寺の石造多宝塔を
残すのみとなりその後、源頼朝の命により復興建長4年(1252年)塩田陸奥守北条氏により
再々興され現在に至っています。


本堂正面より
イメージ 1


参道に咲いた山桜
イメージ 2


駐車場内の花
イメージ 3


(由来)
北向観音は、本堂が北に向いている全国でも珍しい霊場で「厄除観音」として
南向の長野の善光寺詣は、「未来往生」を、また北向の観世音に参詣し、
「現世利益」を祈願しなければ「片方だけでは片詣り」になるとされています。



境内の反対側に作られた様な土産物店街
イメージ 4