【東山動植物園838】

動植物園Ⅸ

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アジアゾウ壱(サクラ・アヌラ)


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アジアゾウ弐(サクラ・アヌラ)


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アジアゾウ参(アヌラ)


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アジアゾウ四(サクラ)


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黒鳥一


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黒鳥二


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鳥三


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黒鳥四


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黒鳥五


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黒鳥六


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黒鳥七


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黒鳥八


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黒鳥九


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正門前






◆黒鳥(Black Swan)

コクチョウ黒鳥、学名:Cygnus atratus)は、カモ目カモ科ハクチョウ属に分類される鳥類。「ブラックスワン」とも呼ばれる。

分布

オーストラリアに生息する固有種。内陸部の乾燥地帯と、ヨーク岬半島を除く全土に生息している。オオハクチョウなどのように渡りを行わず、季節や環境の変化により移動を行う漂鳥である。オーストラリア唯一の固有のハクチョウ属であるが、コブハクチョウが移入されている。西オーストラリア州の州の鳥。

形態


初列風切羽、二列風切羽が白い。
成鳥は全長110cmから140cm、体重は5kgから6kg、最大で9kg、翼開長は2mである[2]。くちばしは赤く、先端付近に白色の斑点がある。虹彩は赤色。羽毛は全体が黒色だが、初列風切羽から二列風切羽の外側にかけてが白色である。
幼鳥は羽毛は白色でくちばしは黒色、成長するにつれて羽毛が黒くなり、くちばしは赤褐色から赤色へと変わっていく。虹彩は褐色。

分類

C. a. atratus : 基亜種。オーストラリアに分布。
C. a. sumnerensis : 絶滅種。ニュージーランド亜種。マオリ族の到来以降、狩猟により絶滅した。現在ニュージーランドに見られるコクチョウは、C. a. atratus をオーストラリアから移入したものである。

生態

食性は草食性で、主に水草を食べる。また、水辺に近い場所や陸上でも、採食することがある。
繁殖期は場所によるが4月から9月。つがいは一生の間、継続する。コクチョウはたいてい、の浅瀬か島に草を積み上げた直径約1.5mのを作る。普通、毎年同じ巣を利用し、必要があれば修復したり立て直す。通常、4-6個を産卵し、雌雄ともに抱卵する。オスとメスは共に巣を守り、一旦ひなが飛べるまでに育つと、家族でえさを探す姿が良く見られるようになる。
乾燥期に湖沼の水が少なくなると水を求め、数百羽の群れになり移動を行う。夜間飛翔することが多い。