【天王川公園29】<2017>
天王川公園・藤まつりⅡ
公園南駐車場脇にある藤棚藤棚南端
八重黒龍藤
池の亀
池の亀周辺
藤棚➀
藤棚➁
藤棚③
藤棚④
藤棚⑤
周遊船
藤棚北端
歴史公園100選の碑
児童公園
屋台
◆天王川公園
1920年(大正9年)に開設された公園で、公園の中央にある楕円形の池「丸池」は、かつて町の中を流れていた佐屋川の支流・天王川の名残りとして知られる。この地は鎌倉時代以降、津島湊として隆盛を誇ったが、江戸時代には土砂の堆積が進み、1785年(天明5年)に川をせき止めて入江とした。池は当時の入江部分に相当する。
1899年(明治32年)に佐屋川が廃川になると天王川は孤立。当時、愛知県によって日光川から天王川への運河開削が計画されたが、地元の反対によって中止されている。1918年(大正7年)に津島町議会で公園計画が議決され、1920年に開園。この地域の中心的な公園として利用され、競馬大会やオートバイレースなどが開催された記録もある。
1935年(昭和10年)に猿動物園が置かれたのに始まり、1958年(昭和33年)にはライオンやクマなどを飼育する動物舎が設置。以降もフラミンゴなどが飼育されていたが、1998年(平成10年)に廃止された。
津島市は藤の名所であり、公園にも1978年(昭和53年)から藤棚が造成され、1983年(昭和58年)には「日本最大の藤棚」が完成している。現在では四季折々の景色を楽しむことができ、2007年(平成19年)には日本の歴史公園100選にも選ばれた。
祭り
ギャラリー
- 尾張津島天王祭