【初詣09-13】 名古屋市東区

富士神社・安斎院・へちま薬師




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かつてここには1398(応永5)年に勧請された富士浅間神社がありました。
しかし名古屋城築城にあたり、1610(慶長15)年この地に普請小屋が設けられたために、神社は幅下に移されました。
しかし、その後普請小屋が無くなるとこの地に社殿を建て富士浅間宮を祀りました。
それがこの富士神社です。一度遷されたものが時を越え復活。
それだけこの地域の信仰が厚いということの表れかもしれません。




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国道153号線を西に越えると東桜2丁目です。ここは城下の南東部に配置された寺町でした。
名古屋城築城の際に街ごと清洲が移された「清洲越し」の時に多くのお寺がこの地に遷されました。
東桜2丁目を北東・北西・南東・南西の4つのブロックにわけて見ていきましょう。
北東には大法寺、安斎院があります。
続いて北西部には寿林寺、東充寺があります。東充寺は別名「へちま薬師」と呼ばれています。
特に疝気を病む人にご利益があると言われ病気平癒を祈願する際は門前の花屋さんでヘチマを買い、折らないように病人の患部を撫でて寺務所に申し出ると祈願してくれるそうです。
信仰は厚くこの日もたくさんのヘチマが納められていました。
遠くから郵送でヘチマを送ってくる人もいるとか。



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安斎院


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空港線沿いにはかつて名古屋のCMを彩った数々の会社の名が目に止まります。
「洋菓子ボンボン」「自動麻雀機の大面商会」「イトウコーヒー商会」やはりテレビ局や広告代理店が近いといった事情があったのでしょうか。



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